このカリキュレーターは、リサイクルや水の消費、鉄道の利用など、一部の活動に関する仮定を含んでいるため、そうした活動については最初の段階では質問をしていません。仮定のデータは各国固有のものであり、平均に基づいています。居住国を選択することで当初表示される二酸化炭素排出量は、こうした仮定をもとに算出されています。

最初の12の質問に回答した後で、これらの活動分野について深く掘り下げ、より多くの質問に答えることによって、計算結果をより自分に合ったものにすることができます。

再生可能電力とは、自然に存在する資源をもとに作られ、無限に利用できる可能性が高いものです。そのような資源の例としては、風力や太陽光、水力、地熱などがあります。お使いの電力がどのように作られているのかは、ご利用の電力会社の「発電源証明」を確認してください。その証明書に、使用されているエネルギー源についての記載があります。

電気とは、電力を用いた直接暖房システムのことであり、ラジエーター内あるいは床や天井に埋め込まれた電熱線内で電力が直接熱に変換されるものです。ヒーティングオイル（暖房油）とは、軽油によく似た石油製品で、家を暖めるために暖房炉やボイラーで使用されるものです。

地域暖房とは、配管網を通じて町全体または一部地域の複数の家に熱が供給される場合を指します。熱は、中央のボイラーステーションや熱電併給発電所で生産されます。天然ガスは、家を暖めるために暖房炉やボイラーで使用されます。通常、ガスはガス管を通じて供給されます。

太陽熱暖房システムは、太陽集熱器によって温水を供給するものです。住んでいる場所によっては、ボイラーと組み合わせることでパフォーマンスが最大化します。なお、太陽光発電パネルは電力を供給するものであり、太陽集熱器とは異なります。

地熱（岩盤熱）暖房は、ヒートポンプを用いて、地中に掘ったボアホールを通じて岩盤または地下水から熱を採取するものです。

バイオ燃料を用いる暖房とは、薪やペレットなどを燃料とするボイラーを指します。貯蔵タンクと組み合わせることもできます。

放射強制力指数（RFI）ファクターを追加することを選択しない場合、あなたのフライトに伴うCO2排出量のみが算入の対象となります。この計算方法は、国際民間航空機関（ICAO）によって推奨されているものです。

しかしながら、航空機が高空で排出するその他の排出物が与える影響を考慮に入れることも可能です。それには、CO2排出をRFIと呼ばれる調整係数で乗じる必要があります。RFIファクターを追加することを選択する場合、気候変動に関する政府間パネル（IPCC）の航空に関する報告書に基づき、あなたのフライトのCO2排出量に2.7の係数を乗じることになります。